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〒027-0307 岩手県宮古市田老4丁目9番11号

目的と活動 

背景

2011311日に起こった東日本大震災で、岩手県宮古市田老も壊滅的な被害を受けました。「津波田老」との異名を持ち、過去に慶長、明治、昭和と3回の全町全滅という被害を受けながらも、まちを復興させてきた田老の先人に私たちは続いていきたいと思いを強くしています。瓦礫の山を見て、悲痛な避難所生活を体験し手伝うなかで、田老のDNAは私たちを鼓舞しています。

甚大な被害を乗り越えて、住民が健やかに生活できる田老にすることは私たちの願いです。そして日本のみならず世界の多くの人々にも足を運んでもらう魅力ある田老にすること、多くの地域の方々に私たちの被災経験と教訓を糧としてもらうこと、そのためにも広くネットワークづくりをすすめることは急務であり、復興を志すNPO法人の申請に至りました

目的

特定非営活動利法人立ち上がれをるぞ!宮古市田老(NPO田老)は、2011年3月11日に起こった三陸平成大津波で壊滅的な被害を被った被災者が、自立復興に向け立ち上がるお手伝いを主活動に平成大津波体験をふまえた教育訓練、避難所の整備を行い防災の町田老の名にふさわしい町づくりを応援する。また、医療・保健・福祉を充実し、情報・自然エネルギーを取り入れた住みよい岩手県宮古市田老の町づくりに貢献することを目的とする。

取り組みと展望


 5つの柱を計画しています。ひとつには、復興・まちづくりに向けた多くの課題や問題、相談を持ち込める場を整える復興自立を支える事業です。復興支援に関わってもらっている防災関係者やボランティア従事者とも連携を深め、よりよい解決を目指します。特に壊滅的被害を受けた漁業は郷土産業でもあり、復興に向けた漁民の気持ちが萎えることのないように最優先の支援と考えています。二つ目に、「防災の町田老」として防災教育と整備、そして津波被害と復興の伝承をおこなう事業であり、多くの地域で私たちの経験と教訓を生かして欲しいと考えています。三つ目に、インターネットを利用して田老の魅力を全国へ、世界へ、発信する事業です。景観も物産もそして復興の状況も、まるごと田老を発信することで、多くの地域や人々との連携をつくりたいと考えます。四つ目に、私たちの活動をより知ってもらう機会をつくるために観光やイベントに資する支援を積極的にすすめます。五つ目に、全国どこでも標準的な医療を受けられるように地域外の医療関係者との連携体制づくりをします。すべての事業運営は、住民の健康があってこそ、他地域との連携があればこそと考えています。

事業実施の方針

平成23年度(初年度)は、本法人の基本体制の整備を事業として展開する。
公式WEBサイト(ホームページ)を開設し運営を整えて被災後の復興・減災まちづくりや防災教育と記録・伝承事業を行う。また、医療と福祉の活動支援を行い、観光とイベント、地域特産品に関する活性化の活動支援を行う。上記の活動をホームページ上で発信して復興・まちづくりの情報支援活動を行う。


事業の実施に関する事項

  

事 業 名

(定款に記載した事業)

具体的な事業内容

(A)当該事業の

 実施予定日時

(B)当該事業の

実施予定場所

(C)従事者の

予定人数

(D)受益対象

者の範囲

(E)予定人数

収支予算書の事業費の金額(単位:千円)

田老復興・減災まちづくりに向けた活動支援事業

復興・まちづくりに向けた取り組みを進めと共に様々な相談を持ち込める場を整え、復興自立支援体制をつくる。また、田老の将来を担う子供、青少年の育成活動を支援する。さらに、復興に携わる防災関係者やボランティア従事者との情報交換や支援体制をつくり、被災者や被災地域への良好な関係づくりを支援する。

(A)通年

(B田老の仮設住宅付近

(C)10

(D) 被災者

(E)不特定多数

50

復興と減災まちづくりのための情報発信

田老の復興と減災をテーマに、復興の状況や、視察に関する情報、観光や特産物品に関する情報をインターネットを通じて広く全国に向けて発信し、それに関わる地域と住民を支援する。

(A)通年

(B) 田老

(C)2名

(D)住民および復興事業や観光に関心を持つ全国民、ボランティア、防災関係者など

(E)不特定多数

30

防災教育と記録・伝承事業

平成大津波証言冊子発行、防災教育、津波避難訓練、視察者等への案内等の事業を行い「防災の町田老」のまちづくりを支援する。

(A)通年

(B)田老

(C)10

(D)住民、および田老復興に関心を持つ自治体、防災関係者、ボランティア、教育関係者など

(E)不特定多数

50

観光とイベント、地域特産品に関する活性化の活動支援事業

 

田老の復興をテーマに、復興の状況や、視察に関する情報、観光や特産物品に関する情報をインターネットで広く全国に向けて発信する。また、復興・まちづくりに向けた様々な講演やイベントなどを通じて当活動を知ってもらう機会を設ける。

(A)通年

(B)宮古市田老

(C)23

 

(D)住民および田老復興に関心を持つ全国民、ボランティア、防災関係者など

(E)不特定多数

20

医療と福祉充実の活動支援事業

 

全国どこでも標準的な医療が受けられるように取り組んでいる東京近郊の医療関係者との連携体制づくりを行う。

(A) 通年

(B)田老

(C)1人

 

(D) 住民

(E)不特定多数

10

 

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